1989年9月1日リリース
作詞:YOSHIKI
作曲:YOSHIKI
編曲:X JAPAN
「紅」(くれない)は、X JAPANの3作目のシングル。メジャー1作目のシングルでもある。1989年日本有線大賞の最優秀新人賞受賞曲で、1992年の『第43回NHK紅白歌合戦』でも演奏された。ファンによる人気投票で収録曲が決められたベスト・アルバム『X JAPAN BEST 〜FAN’S SELECTION〜』では1位を獲得した。
メジャー・デビューアルバム『BLUE BLOOD』からのリカットだが、前奏のストリングスの部分がカットされ、HIDEによる静かなアルペジオのオープニングから激しいメタル調へ展開する。
インディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなってしまうが、HIDEとTAIJIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がった。インディーズ盤に収録されているものまでは「何かに追われるよう」に当たる部分のメロディーの最後を上げていたが、メジャー盤以降のアレンジでは現在の歌いまわしに変わっている。
1982年に当時高校生だったYOSHIKIとTOSHIを中心に彼らの出身地でもある千葉県館山市で結成。その後、上京し幾度のメンバーチェンジを経て1989年にXとしてメジャーデビュー。1992年にX JAPANに改名。
1997年9月22日に解散を発表し、同年12月31日にラストライブを開催し解散。その後、2007年10月22日に再結成し、十数年越しの世界進出を果たした。
いいバンド名が思いつかなかったので、一時的に仮の名前として「X」と名付けた。その後、YOSHIKIがXという文字の意味を調べたところ、Xには「数多くの可能性」という意味があることがわかり、後付けで「無限の可能性」とジャンルにとらわれないという意味であるとした。
世界進出にあたりアメリカに同名のバンドが存在することがわかり、1992年8月のHEATH加入発表と共にX JAPANに改名した。
派手なメイク(化粧)や金髪を逆立てた髪型、派手なライブパフォーマンスは「ヴィジュアル系」と呼ばれるジャンルを生み出し、その先駆者ともなった。
メンバー:YOSHIKI、Toshl、PATA、HEATH、SUGIZO
活動期間:1982年 ~ 1997年、2007年 ~ 2018年、2023年
※情報はウィキペディアより
※2025年5月時点の情報