KAN/愛は勝つ

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1990年9月1日リリース
作詞:KAN
作曲:KAN
編曲:小林信吾、KAN

「愛は勝つ」(あいはかつ)は、KANの通算8枚目のシングル。元々、テレビ朝日系「クイズおもしろTV」エンディング曲として使われていたが、フジテレビ系「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌に起用されたことで人気を博し、ロングセラーとなる。

オリコンでは8週連続1位、累計売上201.2万枚。第42回NHK紅白歌合戦に出場、モーツァルト没後200周年にかけ、自らモーツァルトに扮装し熱唱した。

友人から恋愛相談を受けたKANは、「お前そりゃどう転んでもうまくいかないだろう」と思い、「せめて歌の中ではうまくいけばいいな」と、ビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」を意識して歌詞を書いた。曲が出来た時は「うまくいった」と思ったが、歌詞をつけたら曲のストレートでクリアな感じがぼやっとなった気がしたという。

KAN(かん、本名:木村 和(きむら かん))

1962年(昭和37年)9月24日、福岡県福岡市に2人兄弟の次男として生まれる。1967年(昭和42年)、東田島カトリック幼稚園に入園。翌年に福岡市天神のヤマハ音楽教室に入室し、ピアノのレッスンを受ける。

1987年(昭和62年)4月25日、ポリドールよりシングル『テレビの中に』および同名のアルバムでレコード・デビュー。

1990年(平成2年)、アルバム「野球選手が夢だった。」の収録曲「愛は勝つ」が『クイズおもしろTV』エンディング曲に採用(同番組に起用されたことはあまり話題にならずヒットに繋がらなかった)。

1991年(平成3年)1月、フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の第三期エンディングテーマに用いられ、大ヒット。シングルは200万枚を超えるセールスとなり、オリコンチャートイン52週のロングヒットを記録する。

1991年(平成3年)「愛は勝つ」が第33回日本レコード大賞(ポップス・ロック部門)を受賞。また、第42回NHK紅白歌合戦にも出場。モーツァルト没後200周年の年であったこともあり、モーツァルトを連想させるかつら&扮装で熱唱)。また同年2月、やまだかつてないWinkに作曲提供した「さよならだけどさよならじゃない」(作詞・山田邦子)もヒット、卒業ソングの定番曲ともなった。同年、第29回ゴールデン・アロー賞音楽賞を受賞した。

なおKAN自身は、本来は本名でのデビューを希望していたが、「和」を「かん」と読ませることは稀であるため読み間違えられやすいと懸念され、また読み方に関する質問にその都度回答することが面倒だと思ったために芸名となった。

生誕:1962年9月24日
出身地:福岡県福岡市

活動期間:1987年 〜


※情報はウィキペディアより
※2022年3月時点の情報

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