1993年3月3日リリース
作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼
編曲:飛鳥涼、十川知司
「YAH YAH YAH」(ヤー・ヤー・ヤー)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の31作目のシングル。フジテレビ系水曜劇場『振り返れば奴がいる』主題歌。また、キリンビール「淡麗W」CMソングにも起用された。
オリコン集計では、「if」以来のミリオンとなり、3作目のシングルミリオンセラーを記録。そして、「SAY YES」以来2作目のダブルミリオンセラーを達成し、累計売上枚数は241.9万枚(オリコン調べ)を記録した。
歌詞に出てくる「そいつを殴りに行こうか」の「相手」について、後にASKAが古舘伊知郎のYouTube、およびTOKYO FM「ASKA Terminal Melody」で語ったところによると、古舘が司会を務めていたフジテレビの音楽番組『MJ -MUSIC JOURNAL-』の構成作家である秋元康が「チャゲアスの曲は演歌だ」という特集を組んだことがきっかけだった。
その特集に怒りを感じたASKAは古館に電話をかけ、番組プロデューサーと秋元は「許せない」と話し、「殴りに行こうか」と言うASKAは古館に宥められ『ある場面に出くわしたら、拳を突き上げなきゃいけないときもある』という意味あいの曲にしたという。
あくまで「殴りに行く相手」は番組に対しての怒りとしているが、構成を担当した秋元は“自分の中で許した”そうで、後に和解している。
高校の同級生であったChageとASKAで結成し、1979年に「ひとり咲き」でデビュー。1980年には「万里の河」、1986年には「モーニングムーン」がヒット。1991年「SAY YES」が、オリコン13週連続1位を獲得し、ダブルミリオンを記録した。
1992年には、ベスト・アルバム『SUPER BEST II』もダブルミリオンを記録し、オリコンアルバム年間1位を獲得。シングルでは「if」がミリオンを記録。1993年には「YAH YAH YAH/夢の番人」が、オリコン史上初となる同一歌手でのシングル2作品のダブルミリオンを記録し、オリコンシングル年間1位を獲得した。
2009年、ユニットでの無期限活動休止を宣言し、2013年に再始動を発表したが、ASKAの一過性脳虚血発作の疑いと薬物事件により白紙となり、デビュー40周年となる2019年8月25日、ASKAが脱退を発表した。
バンド名の由来は、アマチュアで活動していたとき、互いのニックネームを合わせた「チャゲと飛鳥」で活動を行っていたが、ヤマハポピュラーソングコンテストに出場した際に、司会者を担当していた大石吾朗が、本番で「チャゲ&飛鳥」と言った際に、2人は「&(アンド)」の方が良いと思ったと言う。
メンバー:Chage
旧メンバー:ASKA
活動期間:1978年 ~ 1996年、1999年 ~ 2009年
※情報はウィキペディアより
※2025年5月時点の情報