広瀬香美/ロマンスの神様

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1993年12月1日リリース
作詞:広瀬香美
作曲:広瀬香美
編曲:広瀬香美・小西貴雄

「ロマンスの神様」(ロマンスのかみさま、英: The Cupid of Romance)は、広瀬香美の3枚目のシングル。

明るくノリのよい曲調のラブポップチューンで、歌詞は合コンでいい男を捕まえたいというしたたかな女の本音をストレートに表現。冬をうたったものではないが、スキー用品店「アルペン」のCMソングに使われて大ヒットとなり、2010年代においてもウィンターソングの定番として親しまれている。

この曲は広瀬が中学1年生の時にピアノとヴァイオリンの室内楽として作曲したものが原型であり、それをポップス調にアレンジし直したものである。しかしCMソングとなるにあたりCMの監督、所属事務所、レコード会社などがあれこれと注文をつけ、まだキャリアが浅かった広瀬は素直にそれを聞いて何度も曲に手を入れていったため、最終的に自分の曲でなくなったような気がして、広瀬は歌いながらも不本意な思いを抱いていたという。

歌詞は前述通り合コンを題材としており、これまで会社勤めをしたことはなかったがOLの設定で書かれている。歌詞に登場する週休2日やフレックスは当時の女性誌を読んで習得したとのこと。

リリース直後から爆発的なヒットとなり、発売月には1週間で全国から計20万枚のオーダーが入るほどだった。累計174.9万枚を売り上げ(オリコン調べ)、女性ソロシンガーとしては小坂明子が1973年から74年にかけて「あなた」で達成した164.9万枚の記録を20年ぶりに更新した。

広瀬 香美(ひろせ こうみ)

日本の国立音楽大学に通いながら、ロサンゼルスにて、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、ホイットニー・ヒューストンのヴォイス・トレーナーであるセス・リッグスに師事し、大学卒業後もロサンゼルスでトレーニングしながら作曲家を目指した。

米国滞在中に制作した自作のデモ音源がレコード会社の耳に留まり、各レコード会社争奪のなか、ビクター音楽産業(現・JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)より1992年にデビュー。
1枚目のシングル「愛があれば大丈夫」を発表後、「ロマンスの神様」(175万枚)、ベストアルバム『広瀬香美 THE BEST “Love Winters”』(240万枚)などが次々と大ヒットを記録する。

広い音域をカバーする透明感のある声質と、ボーカル曲らしくない複雑なメロディーのボーカル曲が特徴。
「冬の女王」の異名を持っており、そのきっかけとなったアルペンとのタイアップを、1993年から2002年、2007年から2016年まで行っていた。

生誕:1966年4月12日
出身地:福岡県筑紫野市

活動期間:1992年 ~


※情報はウィキペディアより
※2023年3月時点の情報

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